ボランティアの日は…

ねこ

2006年12月03日 01:14

とっても幸せな1日でした(^▽^*)
初ピアノソロのボランティアで、どうなる事だか不安だったけど、優しい職員さんや
利用者さんのお陰で、楽しい時間を過ごせました。
こちらの施設で働く友達から『利用者さんは体が不自由な人が多いし、大人で落ち着いてるから、あまり反応ないよ。』と聞いていたけど、すごく反応が伝わってきました。
特に、モーツアルトのトルコ行進曲の〜♪ラシド〜ラシドシラソファソラシソミ〜♪の所になると立ち上がる人、鈴を鳴らす人、歌う人…様々な反応があり、一緒に音楽を楽しんでいる感じが分ったので、弾きながら感動でした。私のピアノに対してこんなに体で反応されたのは初めてだったので、本当に嬉しかったんです(T▽T)

演奏後、利用者さんと一緒にピアノを弾くコーナーがありました。
私の右隣に座ってもらい、私の右手で利用者さんの左手人指し指を動かしメロディーを弾き、私の左手で伴奏をするという方法です。
1人目はおしとやかな30代の女性。
恥ずかしそうに職員さんとピアノまで手をつないで来られました。
私:「好きな曲はなんですか?」
少し沈黙の後…優しい小声で『…チューリップ』
上の方法で弾き終わり、表情が変わらなかったので、つまらなかったのかなぁ…と思ったら、うつむきながら、小声で『ちょうちょう』とリクエストがありました。すごく嬉しかったなぁ♪

知的障害について、浅い知識しかないのであまり無責任にお話できないけど、知的障害という1つの言葉で表現できない程、色々な人がいると思う。
身体が不自由な人、そうでない人。 顔に出る人、でない人。 意思表示する人、しない人…。
前に知的障害者施設でバイトをしていた時、「障害者って言葉は何なんだろう?」と考えた事がありました。そこで出会った障害者と呼ばれる人達は、とても優しくて驚く程素直でストレートだった。障害者と聞くとなんか構えてたけど、実際に交流すると普通でした。友達と会うのを楽しみに学校に行っていたように、◯◯さんに会うの楽しみだなぁと思ってバイトに行ってたし、一緒にお茶を飲みながら話していると、彼らのスとレートな優しさに私の心も開放されるような感じがしました。
だから障害者って言葉がないといいのにと思ったので、自分の中でこの言葉をなくしました。障害者という言葉がなかったら… 「〜が苦手な人」かな。って事は、苦手な事がたくさんある私と一緒だという結論に。
なんて考えていた事を思いだしました。医学的な事も分からないし、一緒に生活してる訳ではないので、上辺だけを見ての軽い考えと思われるかもしれませんが…。
でも、私はそう思います。

これからは、もっとみなさんが楽しめる曲で一緒に音楽を楽しみたいと思います。
「楽しかった!またきてね(^▽^)」と言われたので、また行っちゃいます♪

本当に素敵な時間でした。
また1つピアノでの楽しみを見つけてとっても幸せです♥

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